(T05) 千手観音と二十八部衆のすべて

(T05) 千手観音と二十八部衆のすべて

田中 公明(たなか きみあき)

(公財)中村元東方研究所専任研究員

◆レベル 初級
◆火曜 13:00〜14:30
◆初講 2019年4月16日(火)全25回
◆東京本校 401号室
◆受講料 ¥40,000

数多い変化観音の中でも、千手観音はその強大な救済力から、最も信仰を集めた尊格といえる。また千手観音は、密教とともに発展した尊像の多面広臂化の最終的到達点ともいえる。本講義の第一部では、観音信仰の起源から説き起こし、千手観音が現れた歴史的、宗教的背景と、シルクロード地域、中国、日本、チベット、ネパールに遺される千手観音の作例を概観する。さらに第二部では、千手観音の陀羅尼として、主として禅門で読誦される「大悲呪」(大悲心陀羅尼)を中心に、千手観音の陀羅尼を紹介する。さらに第三部では、2018年に大幅な尊名変更と配置換えが行われた京都三十三間堂の二十八部衆像を中心に、千手観音の眷属とされる二十八部衆について見ることにする。

【テキスト】
田中公明『千手観音と二十八部衆のすべて』春秋社(2019年刊行予定)
・講義にはパワーポイントを用いる。