(T10) 本覚如来蔵思想から密教へ

(T10) 本覚如来蔵思想から密教へ

津田 眞一(つだ しんいち)

国際仏教学大学院大学名誉教授、Ph.D.(A.N.U.)、文学博士(東京大学)

◆レベル 上級
◆木曜 15:00~17:00
◆初講 2018 年4 月19 日(木)全25-27回
◆東京本校 402号室
◆受講料 ¥40,000

仏教の思想史は挙げて或る<弁証法>的定式の目的論的提示としてある。この定式は、それが西田の所謂「絶対者の自己表現の形式」であるが故に、キリスト教神学の上にも開放される。現に巨大なバルト神学は、その後半(『教会教義学』の段階)において、この<弁証法>的事態の、但し、隠蔽としてあるのである。本講は今年度、その事態の仏教における表明である如来蔵思想に立ち戻り、その思想的本質とそれが負っている制約とを解明する。

【テキスト】
・講師がプリントコピーを用意し、講義時に実費で配布。
【その他】
・本講は上級ではなく、最上級のレヴェルを目指しておりますが、サンスクリット文法等の特別の予備知識は不要です。思想とはオープンのものであるべきですから…。