(T10) 現代脳科学と仏教心理学

浅野 孝雄(あさの たかお)

埼玉医科大学名誉教授

◆レベル 初級
◆水曜 15:00〜16:30
◆初講 2020年4月15日(水)全25回
◆東京本校 402号室
◆受講料 ¥40,000

過去10万年の間に人類の知能は双曲線的な発達を遂げ、それは現代において既に分岐点に到達している。大部分の人間がこの発達から取り残されていることによって、社会の格差が深刻化している。この問題に対して、科学あるいは仏教は、いかなる答えを示すことができるのだろうか。古代的世界観の復活は、おそらくは階級分裂を助長するだけであるから、脳と心の同一性に立脚する包括的一元論の確立を目指すことこそ、現代仏教が目指すべき道であると考えられる。

【テキスト】
・ウォルター・フリーマン(浅野孝雄訳)『脳はいかにして心を創るのか』産業図書、2011
・浅野孝雄『古代インド仏教と現代脳科学における心の発見』産業図書、2014
・リチャード・ゴンブリッチ(浅野孝雄訳)『ブッダが考えたこと』サンガ、2018
※他に必要なものは講師がプリントして配布します。