(T10) 真の宗教と社会倫理の定義とはなにか

釈 悟震(しゃく ごしん)

文学博士・中村元記念館東洋思想文化研究所副所長

◆レベル 初級
◆土曜 10:30〜12:00
◆初講 2023年4月22日(土)全25回
◆東京本校 403号室〈対面のみ〉
◆受講料 ¥40,000

人類の文化史において指導的かつ精神的位置づけを示した思想は主に「宗教」であったと云っても過言ではないでしょう。それでは世界の宗教と云われる宗教は人類にどのような「社会理想」を目指して、その教えを展開したのであろうか?この問題に関して世界的多宗教を有する古代インドの宗教を中心に紐解くべく果敢に挑戦的研究調書として日本中どなたにも記し得られなかった中村元博士の不朽の思想から今日において全人類が悩み続けている「真の宗教と社会倫理の定義とはなにか」を思想史的観点から学びたいと思います。

【テキスト】
・中村元著『宗教と社会倫理―古代宗教の社会理想』岩波書店、1959年

【参考書】
・講義のなかで随時申し上げます。