(T11) 仏教の「存在の眞理」とその哲学的開放

津田 眞一(つだ しんいち)

国際仏教学大学院大学名誉教授、Ph.D.(A.N.U.)、文学博士(東京大学)

◆レベル 上級
◆木曜 15:00~17:00
◆初講2021年4月15日(木) 全26回
◆東京本校 402号室〈教室のみ〉
◆受講料 ¥40,000

釈尊によって教示された仏教の「存在の眞理」は、仏教の思想史的展開を俟ってその現実を実証する。仏教を全く知らなかったシェリングは、その『自由論』の世界構想において現に仏教との顕著な並行性を示しており、さらに、意識的にはそのシェリングを迂回せんとしたハイデッガーの思考は、その「存在の眞理」の内実において、果然、回帰的にシェリング=仏教的な方向性を示してくる。本講は今年度、その回帰の現実を検討し、以て仏教思想の開放性の一端を証示する。

【テキスト】
講師がプリントコピーを用意し、講義時に実費で配布。

【その他】
本講は上級ではなく、最上級のレヴェルを目指しておりますが、サンスクリット文法等の特別の予備知識は不要です。思想とは開放的なものであるべきですから…。