奥住 毅(おくずみ たけき)
元千葉敬愛短期大学助教授
◆レベル 中級
◆土曜 10:30〜12:00
◆初講 2023年4月15日(土)全25回
◆東京本校402号室〈対面・オンライン併用〉
◆受講料 ¥40,000
龍樹の『中論』(唯一の梵語原典であるチャンドラキールティの註釈書『プラサンナパダー』)を読んで、空の思想について考えてみたいと思います。テキストは講師による和訳(奥住毅著『増補改訂・中論注釈書の研究』山喜房仏書林)を使用します。必要な人には必要箇処をコピーしたものを用います(実費)。(仏教の初歩的知識が必要です。)
本年は第二十四章「四聖諦の考察」を読みます。所謂「三諦」、また空[性]の定義といった重要な内容を含む章です。そののち、(近年欧米で注目されている)第二の『中論』ともいうべき内容を持つ『六十頌如理論』を読みます。
【テキスト】
・奥住毅『増補改訂・中論註釈書の研究、チャンドラキールティ「プラサンナパダー」和訳』山喜房佛書林、2014年
【参考書】
・講義内で紹介。