(S16) 根本仏教のいざない―法句経から

釈 悟震(しゃく ごしん)

中村元記念館東洋思想文化研究所副所長、文学博士

◆レベル 初級
◆土曜 10:30〜12:00
◆初講 2026年4月18日(土)全25回
(夏休み後は9月26日(土)、年明けは2027年1月16日(土)に再開します) 
◆東京本校 403号室
◆形式〈対面のみ〉
◆受講料 ¥40,000

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仏教の創始者ブッダ(釈尊)はわれわれ人類に何を伝え、また何を求めたのだろうか。
その真理を、釈尊に近い時代の成立とされる『ダンマパダ』(『法句経』)から紐解きます。
ブッダの教えを集め、人間としてどのように生きるべきか、どうすれば悪事をさけ善因を増やせるか、その方法や手段が簡潔なことばで表わされた教養の知恵書でもある本テキストから、インドの根本仏教を見てゆきます。
世界的仏教学者の中村元博士が心血をこめて全訳と註釈された翻訳の名著をテキストとして使用しますが、釈尊当時代の言語「パーリ語の韻律」をも感触しながら学びたいと思います。
(※受講にあたりパーリ語の知識は全く必要ありません)

【テキスト】
・中村元著『真ブッダの真理のことば・感興のことば』岩波現代文庫、2018年

【参考書】
・講義のなかで随時申し上げます。