(C04) 真言について

立川 武蔵(たちかわ むさし)

国立民族学博物館名誉教授

◆レベル 初級
◆土曜 13:00~14:30 全6回
◆開講日は2月頃にホームページに掲載します
◆東別院会館(名古屋市中区)
◆形式〈対面のみ〉
◆受講料 ¥10,000

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マントラ(真言)とは古代インドのヴェーダ祭式においてすでに用いられていました。大乗仏教において、密教(タントリズム)の台頭以前にすでに真言は唱えられていましたが、密教が盛んになるにつれて真言の重要性は増しました。言葉あるいは文字よりなる真言は仏や菩薩への呼びかけであるとともにシンボルでもあります。
今回はヴェーダ祭式における真言の概説の後、日本の密教における真言(光明真言、六文字真言など)を考察します。また、空海の『声字実相義』(特に最後の章)を読みます。
なおサンスクリットの予備知識は不要です。

【テキスト】
・授業時に資料を配布します。