(T23) 『教行信証』講義

本多 弘之(ほんだ ひろゆき)
親鸞仏教センター所長

親鸞の主著『教行信証』を読みつつ、親鸞の思想信念を明らかにしていく。本年度も、「行巻」をしっかり読みといて行きたい。浄土教はいうまでもなく、大乗の仏教であるが、その浄土のすくいを、煩悩具足の身を生きながら、大悲の本願を聞けば、十分に味得できる道であることを明らかにしたのが、親鸞による革命的な了解であろう。この機会に『教行信証』の言葉を味読してそのことを明らかにしたいと思う。