(T06) 大乗仏教思想概説

渡辺 章悟(わたなべ しょうご)

東洋大学名誉教授

◆レベル 初級
◆木曜10:30〜12:00
◆初講 2024年4月11日(木)全27回
◆形式〈オンラインのみ〉
◆受講料 ¥40,000

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本講義はインドにおける大乗仏教の成立と発展を概観します。大乗仏教とは何か、またどのように成立し、発展したのか、その要因について、歴史的な基盤を踏まえて、政治、社会、経済、文化の立場から検討し、大乗仏教を支えた仏教教団の実態と、思想の変遷をみていきます。時代的には、紀元前後から12世紀頃までのインド史と関連づけて、仏教思想の歴史的特性を俯瞰し、併せて大乗仏教の本質を考えます。今年度は初期大乗仏教の代表的経典である『金剛般若経』の一部を実際に読んでみるつもりです。

【テキスト】
・講師がプリントを用意し、講義前に配布する。

【参考書】
・渡辺章悟『般若経の思想』春秋社、2019年、2,400円