(T10)真の宗教と社会倫理へのいざない

釈 悟震(しゃく ごしん)

中村元記念館東洋思想文化研究所副所長、文学博士

◆レベル 初級
◆土曜 10:30〜12:00
◆初講 2024年4月13日(土)全26回
◆東京本校 403号室
◆形式〈対面のみ〉
◆受講料 ¥40,000

 お申し込み手順 お振り込みについて

〈宗教はどのような社会理想を目指していたのか〉という問いを、不動の根本仏教を含めた古代インドの思想から考えます。 政教分離の原則はあれども、宗教と社会・生活は今日の日本でも密接な関係にあります。宗教と政治/国家/経済/社会政策の関係や、宗教が古代インド人の社会理想にどのように結びついていたかを、中村元博士のまとめあげた「不朽の名著」から学びたいと思います。 前年度からの続きですが、既出の項目についても必要に応じて触れてゆきます。

【テキスト】
・中村元著『宗教と社会倫理―古代宗教の社会理想』岩波書店、1959年
 ※古書店等でお求めください。

【参考書】
・講義のなかで随時申し上げます。