前国際仏教学大学院大学教授、文学博士(東京大学)、Ph.D.(オーストラリア国立大学)
第15回日本印度学仏教学会賞(1973年)、日本宗教学会賞(1975年)、第18回中村元東方学術賞(2008年)
東方学院講義「仏教の「存在の眞理」とその哲学的開放・続」(東京)
主な論著、近著
- 『梵文和訳 金剛頂経』春秋社、2016年
- 『アーラヤ的世界とその神 仏教思想像の転回』大蔵出版、1998年
- [共著]「日本仏教思想史における法然の「小遠に反駁を許さぬ」な在意義について」『石上善応教授古稀記念論文集・仏教文化の基調と展開』山喜房佛書林、2001年
- [共訳]『梵文和訳 華厳経入法界品 (上)(中)(下) 岩波文庫(青)岩波書店、2021年
- 「〈終末論的実存の弁証法〉における統一としての親鸞と法然 : カール・バルトの〈弁証法〉の内実との対比において」『蓮花寺佛教研究所紀要』第9号、蓮花寺佛教研究所、2016年
- 「如来蔵思想の本質とそのシェリング的展開 ―(仮)『シェリングの仏教学』の草稿の一つとして―」『国際仏教学大学院大学研究紀要』第15号、2011年
- 「『法華経』における「終末論的実存の弁証法」とその神話論的根拠」『宗教研究』第82巻第4号、2009年
- 「小善成仏から願成就へ、<「方便品」三世代関与説>をもってする『法華経』「方便品」の救済論の測深〔附正誤表〕」『国際仏教学大学院大学研究紀要』第11号、2007年
- 「薩婆若の原語とその意味・序説」『国際仏教学大学院大学研究紀要』第8号、2004年
- 「意志の概念と無明」『ショーペンハウアー研究』第8号、2003年
- 「親鸞から西田幾多郎へ・<一人の思想>再説」『印度学仏教研究』第49巻第2号、日本印度学仏教学会、2001年
- 「不生と隨喜廻向-大乖佛教成立の実質的条件-」『国際仏教学大学院大学研究紀要』第4号、2001年
その他
- 「東方だより」第27号 講師紹介