(公財)中村元東方研究所専任研究員、東洋大学大学院講師、博士(文学)
第37回日本印度学仏教学会賞(1995年)、第22回鈴木学術財団特別賞(2013年)
東方学院講義「仏教の図像学」(東京、オンライン)
主な論著、近著
- 『「理趣広経」「真言分」還梵テキスト』渡辺出版、2023年
- 『続 インド・チベット曼荼羅の研究』法蔵館、2023年
- 『インド密教史』春秋社、2022年
- 『蔵漢対照『大悲心陀羅尼経』』渡辺出版、2022年
- 『仏菩薩の名前からわかる大乗仏典の成立』春秋社、2022年
- 『『金剛阿闍梨最上理趣』の究竟次第』渡辺出版、2021年
- 『敦煌出土 忿怒五十八尊儀軌』渡辺出版、2020年
- 『両界曼荼羅の源流』春秋社、2020年
- 『千手観音と二十八部衆の謎』春秋社、2019年
- 『梵文『文殊金剛口伝』研究』渡辺出版、2018年
- 『両界曼荼羅の仏たち』春秋社、2017年
- 『梵文『普賢成就法註』研究』渡辺出版、2017年
- 『梵蔵対照『安立次第論』研究 英語版』渡辺出版、2016年
- 『チベット仏教絵画集成 タンカの芸術』ハンビッツ文化財団、2015年
- 『仏教図像学 インドに仏教美術の起源を探る』春秋社、2015年
- 『大乗仏教の根本〈般若学〉入門 チベットに伝わる『現観荘厳論』の教え』大法輪閣
- 『図説チベット密教』、春秋社、2012年
- 『ラダック・ザンスカールの仏教壁画 西チベット残照』渡辺出版、2011年
- 『インドにおける曼荼羅の成立と発展』春秋社、2010年
- 『チベットの仏たち』方丈堂出版、2009年
- 『曼荼羅グラフィクス』山川出版社、2007年
- 『チベット密教・成就の秘法―ニンマ派総本山ミンドゥルリン寺制定・常用経典集』大法輪閣、2001年
- 『タンカの世界―チベット仏教美術入門 (MUSAEA JAPONICA 2)』山川出版社、2001年
- 『敦煌 密教と美術』法蔵館、2000年
- 『活仏たちのチベット―ダライ・ラマとカルマパ』春秋社、2000年
- [編集]『藤田弘基アーカイブス―仏教美術遺作写真データベース』渡辺出版、2020年
- 「東寺講堂立体曼荼羅の意義 : 『金光明経』との関係を中心として」『密教図像』第41号、2022年
- 「哲学堂と田中良雄・田中百嶺兄弟」『国際井上円了研究』第8号、2020年
- 「二十八部衆の成立について」『密教図像』第38号、2019年
- 「Trisamayaraja-tantra所説の曼荼羅について」『密教文化』第243号、密教研究会、2019年
- 「東京国立博物館所蔵のチベット仏教美術を整理して : 『ヴァジュラーヴァリー』曼荼羅集と六品楼仏像の断片を中心に」『Museum』第681号、東京国立博物館、2019年
- 「ローマンタン・チャンパラカン二階の曼荼羅壁画について」『アジア仏教美術論集 中央アジア』第2号、2018年
- 「シャキュン寺現覚院の胎蔵曼荼羅について」『高野山大学大学院紀要』第16号、2017年
- 「アムドにおける砂曼荼羅制作の現状―ラジャ寺とシャキュン寺を中心に―」『東方』第32号、2017年
- 「胎蔵曼荼羅の度量法と諸尊の配置について」『密教図像』第35号、2016年
- 「「インドの仏」展に出品された『八千頌般若経』装飾写本について」『東洋文化研究所紀要』第169号、2016年
- 「金剛手の図像的展開 : 『理趣経』「大楽の法門」の重説を中心にして」『密教文化』第236号、密教研究会、2016年
- 「チベット―密教の相承と曼荼羅および密教美術を中心に―」『空海とインド中期密教』第1号、2016年
- 「胎蔵曼荼羅―現図曼荼羅・『秘蔵記』・『摂無礙経』・三輪身説の成立問題について―」『空海とインド中期密教』第1号、2016年
- 「ガンダーラから極楽浄土図? : 古代オリエント博物館寄託の仏説法図について」『古代オリエント博物館紀要』第35号、2016年