加藤 隆宏(かとう たかひろ)
東京大学准教授
◆レベル 初級
◆月曜 17:30 ~ 19:00
◆初講 2024年4月8日(月)全26回
◆形式〈オンラインのみ〉
◆受講料 ¥40,000
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インドといえば、近年ではIT分野の目覚ましい発展や経済成長などに焦点が当てられがちですが、他方で、長きにわたり神秘の国・宗教の国として人々を魅了し続けてきました。この講義では、ヴェーダやウパニシャッドに始まるインド思想史を時間軸に沿って概観しながら、正統バラモン哲学諸派において展開された哲学的議論について紹介し、解説をしてまいります。講義ではなるべく原典(の邦訳)を参照し、古代インドの聖仙や思想家たちの言葉に耳を傾けたいと思います。
【テキスト】
・早島鏡正・高崎直道・前田専学他編『インド思想史』東京大学出版会、1982年
【参考書】
・ロイ・W・ペレット著/加藤隆宏訳『インド哲学入門』ミネルヴァ書房
他、講義の中で紹介します。