(T48) イスラームとヒンドゥー教・仏教の交流

保坂 俊司(ほさか しゅんじ)
中央大学大学院教授

イスラム教の理解は、日本人には難しい部分があります。本講座では、インドにおけるイスラムとヒンドゥー教・仏教との交流を思想的、歴史的に追いつつ、その接点を通じて、イスラム教の特徴について考えます。

(T49) 草山元政『草山要路』を読む

関戸 堯海(せきど ぎょうかい)
立正大学日蓮教学研究所客員所員

元政(1623 - 68)は、もともと武士でしたが、体が弱いこともあって、出家して京都の深草に隠棲しました。名利を求めず、清廉な信仰生活を貫き通したことで、よく知られています。また、詩人・文人としても有名で、深草の庵には宗派を超えて多くの僧や文化人が集っていました。元政が初心の修行者のために、仏道修行の心得を記したのが『草山要路』です。本書を拝読して、戒・定・慧を重視した元政の教えについて、学んでいきたいと思います。(続き・第7章より)また、元政が79 歳の母との身延参拝の旅路を記した『身延道の記』についても言及したいと思います。