(T31) インドの言語と文化-ヒンディー語初級

坂田 貞二(さかた ていじ)
拓殖大学名誉教授

 ヒンディー語は北インドの広大な地域の4 億人くらいの人によって話され、インド連邦の公用語になっている。ヒンディー語を学ぶことによってわたしたちは、現在の北インドの人たちの心を感じとれよう。
 講義は、音と文字からはじめ、文法のあらましを平易な例文で示し、年度末には新聞・雑誌の簡単な記事が読めるように進める。ヒンディー語は、不規則変化が少ないうえに語順が日本語とほぼ同じなので、日本語話者にとって学びやすい。全体としてインドの文化をヒンディー語学習を通じて感じとれるような講義を展開したい。

(T32) インドの言語と文化-ヒンディー語中級

坂田 貞二(さかた ていじ)
拓殖大学名誉教授

—ヒンディー語の昔話を聴き、読む—
 ヒンディー語初級程度を学んだ人を対象に、昔話を聴き、読む。ヒンディー語の昔話にはその地域独自のものがある一方で、日本で親しまれている話に類似するものもある。古典インド世界の説話が仏教を通じて日本に伝わり受容されたためである。
 インドではヒンディー語をはじめ諸現代語で、古くからの話が語り継がれてきている。その録音を聴くうちに、日本とインドの文化的なつながりを実感することになろう。

(T35) インド哲学の原典を読む

有賀 弘紀(あるが こうき)
(公財)中村元東方研究所専任研究員

インド哲学の原典講読を行います。取り上げるテキストは、ヨーガの歴史のなかで、後世権威とされていくパタンジャリが著した『ヨーガ・スートラ』と、ヴァーサによるその注釈書です。思想的な背景や術語の説明をしながら講読していく予定です。

(T36) サンスクリット語中級(2)

有賀 弘紀(あるが こうき)
(公財)中村元東方研究所専任研究員

インド文学史でもっとも著名な詩人カーリダーサの『ラグ・ヴァンシャ』を、昨年度に続いて読み進めます。また、サンスクリット語の理解を深めるため、インド文法学のテキストの講読を並行して行います。
詳細については、最初の講義で相談したいと思います。

(T37) 初級チベット語入門

石川 巌(いしかわ いわお)
(公財)中村元東方研究所専任研究員

文法など、チベット文献を読解するための基礎を養成します。前期にチベット語の正書法と発音の関係を講じ、後期に文語文法を講じます。チベット文を音読し、翻訳できるよう実践的な指導を心がけたいと思います。また研究会員の要望があれば、できるだけそれを授業に反映させるようにしたいと考えています。

(T39) パーリ語文献講読

林 隆嗣(はやし たかつぐ)
こども教育宝仙大学教授

昨年度に続いて『ジャータカ註』で語られる仏伝を講読します。これから読む物語は、出家した釈尊が瞑想・修行や苦行を経て、偉大な悟りに達する場面へと進んでいきます。翻訳では味わえない原典の持つ雰囲気や味わいを理解しながら授業を進めますが、そのスピードやレベルは受講者次第です。