(K06) 『グルブム』を読む

西岡祖秀

西岡 祖秀(にしおか そしゅう)
四天王寺大学名誉教授

『グルブム』はチベットにおいて最も尊崇されている宗教詩人・ミラレパ(1040-1123 / 1052-1135)の説教歌集です。彼の40 年にわたる隠遁修行から生まれた宗教的感興を詩句に歌い上げた本書は、いまも人々に深い感銘を与え、広く親しまれています。本講では、チベット語原典をテキストにして原典に忠実な翻訳を心懸けたいと思います。チベット語上級習得者を対象とします。

(K07) ブッダとその教え

勝本 華蓮(かつもと かれん)
姫路市立生涯学習大学校講師

この講座では、インドでお生まれになったブッダ(釈尊)の生涯とその教法(ダンマ)を学びます。仏教を初めて学ぶ方のための入門講座です。「お釈迦さまはどういう人だったのか」「どんな教えを説かれたのか」「他の宗教と仏教はどこがどう違うのか」など、仏教に関心や疑問をもたれた方にお勧めします。インドの歴史や社会背景からブッダ出現の意義をいっしょに考えましょう。

(K08) 死生学へのいざない

西岡 秀爾(にしおか しゅうじ)
四天王寺大学非常勤講師、上智大学グリーフケア研究所客員所員

死生学の醍醐味は、「死」ならびに「死にゆくこと」を身近な問題として見つめ直すことにより、いま・ここ・わたしの「生(いのち)」のあり方を問うことです。身近な人や自分自身の「老・病・死」と真摯に向き合い、避けることのできない多様な喪失とともに生きる道を探ります。解決しようのない問題について、語り合い、分かち合いながら、「如何に生きるべきか」を考えていきましょう。

(C05) 『金剛般若経』を読む

谷口 富士夫(たにぐち ふじお)
名古屋女子大学教授

現在では『般若心経』の人気にかすみがちですが、日本を含むアジア各地で『金剛般若経』も古くから人気のある経典でした。本講座では、『金剛般若経』のタイトルと成立、インド・チベット・中国・日本などでの受容のありさまなどを概観し、経の本文を読むことによって『金剛般若経』に説かれた思想の魅力をさぐります。テキストは羅什訳を中心に読みますが、原語で読みたい方がいらっしゃる場合にはサンスクリット、さらにはチベット語訳も対照する予定です。